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日経平均、過去8番目の下げ幅1286円 4カ月ぶり1万5000円下回る

6月24日の東京株式市場で日経平均株価が急落し、終値は前日比1286円33銭安の1万4952円02銭と2月12日(終値1万4952円61銭)以来、約4カ月ぶりに1万5000円を下回った。下げ幅は過去8番目、下落率は過去9番目の大きさだった。英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱が確定的となり主力株を中心に売られた。

下げ幅が1000円を超えたのはいわゆる「バーナンキ・ショック」のあった2013年5月23日(1143円28銭下落)以来。下落率(7.92%)は過去9番目で、東日本大震災後の2011年3月15日(10.55%下落)以来の大きさだった。

市場が予想する日経平均の1カ月先の変動率を示す「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」の終値は前日比5.98ポイント高の40.71に上昇した。日経平均VIが40を上回るのは原油価格下落の株式市場への影響が懸念された2016年2月(最高は12日の49.84)以来のこと。

(参考情報)日経平均 上昇・下落記録

(2016年6月24日更新)