70,062.32

2026年6月の日経平均

6月の日経平均株価は前月末比3732円82銭(5.62%)高の7万0062円32銭と3カ月続伸した。月間終値で初めて7万円を超えた。5月に初めて月間終値で6万円を超えてから、わずか1カ月で7万円台に乗せた格好で、月次ベースで過去最速の大台替わりとなった。AI(人工知能)・半導体ブームの継続が相場を押し上げた。

22日まで8日続伸した後、25日には7万2366円34銭まで上昇し、最高値を更新した。米国とイランが戦闘終結で合意してインフレや景気下振れへの懸念が後退し、投資家心理が改善した。日銀の政策決定会合など、市場が警戒していたイベントを大きな混乱なく通過した点も買い安心感につながった。

下旬には急速な株価上昇を受けて利益確定売りが進み、株価が乱高下する場面もあった。この月の安値は8日の6万4024円60銭。高値(25日)との差である月間値幅は8341円74銭と過去最大だった。

世界的にAI・半導体関連株が上昇し、日経半導体株指数は22日に最高値を更新した。同指数の月間の上昇率は過去3番目の大きさとなった。AI・半導体関連銘柄からの資金分散の動きも生じ、金利上昇による利ざや改善期待が強い銀行株に買いが入った影響で、日経銀行株トップ10指数は18日に最高値をつけた。株主総会シーズンを前に還元強化への注目も改めて高まり、日経平均株主還元株40指数は3日に最高値を更新した。

東京証券取引所プライム市場の6月の売買代金(立会市場ベース)は1日平均で11兆6196億円。前月比9.98%増加し、新市場区分に移行した22年4月以降で最大となった。

世界の8つの主要株価指数の中で、日経平均の月間上昇率は3カ月連続で首位だった。米国のダウ工業株30種平均が2.52%上昇し、2位だった。

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(2026年7月2日)