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2016年9月の日経平均株価

 9月の日経平均株価は月末終値が1万6449円84銭と前月末に比べ437円56銭(2.6%)下落した。下落は3カ月ぶり。2日に発表された8月の米雇用統計が米経済の底堅さを示す内容となったことを受け、翌週5日には日本株に対する投資家の買い余力が高まり1万7000円台を回復した。しかし、海外市場で米国株や原油先物の価格が下落したことを受けた15日の終値は1万6400円近くまで下落した。21日には日銀の政策決定会合でマイナス金利幅の深掘りが見送られた結果、銀行株を中心にほぼ全面高となり、日経平均は1万6800円台まで上昇した。その後は一進一退の値動きが続いたが、ドイツ銀行の経営悪化が金融システム不安の拡大につながるとの警戒感から月末にかけて売りが広がった。

月間高値...1万7081円98銭(6日)
月間安値...1万6405円01銭(15日)

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