2000年以降に日経平均株価の構成銘柄に採用された企業で、東京証券取引所に株式を上場してから銘柄採用までの期間が最も短い企業はどれでしょう。持ち株会社化や事業再編などに伴うテクニカル上場の銘柄は除きます。
c.第一生命ホールディングス
第一生命ホールディングス(旧第一生命保険)が東京証券取引所に株式を上場したのは2010年4月1日で国内の大手生命保険会社で初めての株式上場として大きな注目を集めました。それから1年に満たない362日後の2011年3月29日に日経平均株価の構成銘柄に採用されました。三洋電機など3銘柄が経営再編に伴う株式交換により上場廃止になったことを受けた銘柄入れ替えでした。
上場から採用までの期間が次に短いのはNTTドコモです。株式を上場した1998年10月22日から550日後の2000年4月24日に日経平均の銘柄に採用されました。日本経済新聞社は同日付で構成銘柄の選定基準を改定し、同社を含む30銘柄を新たに採用しました。
日本郵政とリクルートホールディングスはいずれも2017年10月2日の定期見直しで日経平均の銘柄に採用されました。日本郵政は2015年11月4日の株式上場から698日後、リクルートは2014年10月16日の上場から1082日後の採用でした。
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(2018年2月19日更新)