かつて日本の証券取引所は、土曜日も株式取引が行われていました。いわゆる「半ドン」と呼ばれる前場だけの立ち会いでした。最後の土曜立会だった日の日経平均株価の終値は、次のどれでしょう。
c.3万1679円07銭
東京証券取引所が戦後1949年に取引を再開して以来、1972年までは土曜日も売買が行われていました。過去のデータによれば、(1)1972年11月18日から各月の第3土曜日が休場(2)1983年8月13日から第2土曜日休場に変更(3)1986年8月9日から第2、第3土曜日が休場となりました。バブル経済真っ盛りの1989年1月28日(土)の売買を最後に、同年2月から毎週土曜日が休場(完全週休2日)になりました。
選択肢(a)は第3土曜日が休場になった1972年11月18日の前日の11月17日の日経平均終値、(b)は月の第2、第3土曜日が休場になった1986年8月9日の前日の8月8日の終値、(d)は日経平均の史上最高値(終値ベース)である1989年12月29日の終値です。
(もっと知りたい)日経平均株価 ヒストリカルデータ
(2016年8月2日更新)