日経平均クイズ23

3月決算会社の株主総会が終わりました。2017年6月末時点で日経平均株価を構成する銘柄のうち、今期の決算期が3月でない銘柄で最も多い決算期はいつでしょう。

  1. a.1月
  2. b.2月
  3. c.8月
  4. d.12月

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d.12月

日経平均株価を構成する225銘柄のうち、今期の決算期が3月の企業は189銘柄と8割以上を占めます。その他36銘柄のうち最も多いのは12月決算企業の26銘柄です。最近では、17年に荏原、15年にクボタ、資生堂、電通の3社、14年には日本たばこ産業(JT)、クラレ、大塚ホールディングス、日本電気硝子の4社が12月決算に変更しました。海外企業のM&Aによって海外売上高が増えたことなどを理由に海外で多い12月決算に変更した銘柄が目立ちます。

次に多いのが2月決算企業の7銘柄で、東宝と安川電機を除く5銘柄をセブン&アイ・ホールディングスなど流通系の銘柄が占めています。1月決算は積水ハウス、東京ドームの2銘柄、そして8月決算はファーストリテイリング1銘柄だけです。

東証1部全体でみるとすべての月の決算会社がありますが、3月決算会社が1445社(7割強)でもっとも多く、12月決算の216社、2月決算の112社と続きます。その次が日経平均構成銘柄にはない9月決算の会社で58社あります。

(2017年7月3日更新)