アルゴリズム取引

アルゴリズムとは、主にコンピューターのプログラムなどの中で、特定の問題を解いたり、何らかの対応を行ったりする手順をパターン化し、繰り返し再現できるように定義したものです。

アルゴリズム取引では、コンピューターシステムが、マーケットでの価格や出来高、企業に関する速報ニュースなどを取り込み、それらの情報をアルゴリズムを使って処理することで、自動的に売買のタイミングや数量を決めて発注してます。システムトレードなどと言われる場合もあります。

1990年代から米国の機関投資家を中心に広まり、日本でも2002年ごろから外国証券会社のサービスが始まったと言われています。以前は、機関投資家やヘッジファンドなど、大規模なコンピューターシステムを保有することが出来る投資家に限られていましたが、最近では、オンライン証券会社などがツールを提供しており、個人投資家でも手掛けることが出来るようになりつつあります。

(2016年6月1日更新)